20160527

欲しい。
どれだけ欲しくても手に入らないものは沢山ある。
わたしは諦めるのが苦手だった。
しかし、今年は随分と成長を遂げている。

欲しい。
そうしたら、そこに行くにはどうしたら良いか考える。
ここでわたしには、いつも岩だらけの、最短距離の、ほぼ直角な崖が立ち塞がっていて、そしてわたしはその道を選んで、その道を選ぶことが正しいと思っていた。

しかし、あまりに欲しすぎていたよ、と。
生き急ぐとは、こういうことか。
わたしは死ぬのが恐怖で、こうしてきたのではない。
とにかく、欲しいものが欲しいだけ。

そうやって生きると、疲れるよ。
なかなか手に入らないことに悩んでは、落ち込み、這い上がり、また折れる。その繰り返し。
わたしは、もう音楽のことを考えるのが辛くて、でも目標を追いたくて、駄目になっていた。


だから、少し諦めてみた。
少しだけ。
遊びをたくさん入れて、誰が何と言おうと自分のやりたい事をやる。
それで離れていく人がいても気にしない。さようなら。

そうしたら楽になった。
気付けたことは、諦めても、目標は目標のままであって、その方向を向いていれば近づけるということ。

その一歩目がSHOWROOM。
ただひたすら好きな曲を、毎日レパートリーも変えず歌い、ただ歌を好きという気持ちを取り戻したかった。
それなのに応援に来てくれる人はいて、新しく話しかけてくれる人も増えた。

まだ、生き急ぎそうになることがある。
ベースを弾きながら歌うと、歌とベースのバランスが取れないのと似ている。
この熱を、勢いを、抑える方が難しい。
この叫びを出すと、ベースの音が狂うのだ。

しかし、少しだけ成長出来たから、少しだけ見える世界が変わって、少しだけ目標に近づけた気がする。
少しだけの大きな一歩。